目の下のたるみとウインクの関係とは?
「目の下のたるみとウインクに何の関係があるの?」
・・・と思う方が、もしかしたらいらっしゃるかも知れませんね。
ところが、目の下のたるみとウインクは大いに関係しているのです。
ご説明しましょう。
目元って、常日頃からたるまないようにケアしていても、加齢や環境によって追いつかなくなることがあります。
だんだん引力に逆らえなくなる〜!というのは誰しも感じてることでしょう(笑)
ちなみに、朝の顔と夕方の顔は「たるみ度」がちがうんですよ。
驚くことに、「朝の顔」に比べて「夕方の顔」の方が12%もたるんでいるという研究結果もあるそうです。
また、一般的に目の下のたるみをスキンケアだけで解消するのが難しいと言われるのには、ある理由があります。
それは「表情筋の衰え」です。
表情筋もカラダの筋肉と同じようには、老化や運動不足によって衰えていきます。
じゃあ、表情筋の衰えが起きやすい人の特徴はなんでしょうか?
それは、常日頃から「無表情」や「仏頂面」で過ごすことが多い人です。
無表情な顔や、不機嫌な仏頂面をいつもしていると、顔の筋肉がそのままの状態で固定されてしまいます。
筋肉は動かない方が楽なので、楽な方に引っ張られるわけです。
そんな表情筋を鍛えるのに最適な方法が「ウインク運動」なんですね。
目の下のたるみを解消する「ウインク運動」とは?
では、目の下のたるみを解消する「ウインク運動」についてご説明しましょう。
目の下のたるみ解消のためにやる「ウインク運動」の具体的なやり方は、至ってシンプルです。
「ウインクを左右交互にする」
たった、これだけです。
コツとしては、ウインクを行う際は「ゆっくりする」ことを意識しましょう。
そして、「片目を大きく見開きながら、もう片方はつぶる」というのも大切なポイントです。
このウインク運動の方法は単純ですが、表情筋が衰えている方ほどやりにくいと感じるはずです。
ウインク運動の際、頬骨(ほおぼね)の上に軽く指を添えながらウインクをすると、左右のどちら側が動きにくくなっているかが明確に分かりますよ。
この時に動いていない側の「目の下のたるみ」が起きやすい傾向にありますので、そちら側の回数を増やすとよいでしょう。
目の下のたるみを改善するための「ウインク運動」の注意点
目の下のたるみを解消するために「ウインク運動」が効果的ということはお分かりいただけたと思います。
ただ、ウインク運動にもいくつか注意点がありますので、最後に少しご紹介します。
一つ目は、「なるべくリラックスした状態で行う」ということです。
表情筋が衰えているということは、筋肉が固まった状態です。
なので、急に特定の箇所だけを鍛えるのは、余計なシワを増やしてしまう恐れがあります。
そこで、まずは緊張した筋肉をほぐすことから始めましょう。
筋肉の緊張をとるためには、リンパの流れをスムーズにすることが大切です。
ウインク運動をする前に、耳の後ろから首筋、鎖骨までをゆっくりと優しくさすりましょう。
ゆっくりと息を吐きながら行うと、より効果的です。
そして、実際に「ウインク運動」を行う時には、軽く「舌」を噛みながら行うと良いでしょう。
その理由は、目の周りの筋肉にしっかりとウインク運動の効果が出るよう、口周りの筋肉に力をいれないようにするためです。
また、ウインク運動は、無理なく続けるということが何よりも大切です。
ある時、突然やる気になってたくさんの運動を行うより、少しずつでも良いので毎日の生活に取り入れるよう意識してください。